ゲーム好きのためのhirotama就活窓

ゲーマーでありつつ国家資格キャリアコンサルタント保持者&教育業界に従事するhirotama流の「キャリア」や「教育」についての思考術をお伝えします!

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【構造化して考えろ!】就活の軸って聞かれるけど、いつもしっくりこない人へ。

 

「就活の軸はなんですか?」

「進路を決めるうえでの軸ってなんですか?」

こんな質問よく聞かれたり、自問自答しませんか?

就活生や、転職を考え始めた人は特にあるのかもしれません。

 

 

でも聞かれるたびに思いませんか?

「自分の就活の軸しっくりこないなぁ」

「この人にちゃんと伝わってなさそう?響いてなさそう?」

そしてまたモヤモヤ・・・。

 

 

特に就活生とこれまで何十人と話してきて感じるのは、

「就活の軸」というものがそもそもひどく曖昧なもので、

人それぞれに解釈があるのが難しいと感じさせている大きな要因ではないかということです。

 

面接官も「就活の軸」という質問に対して、

きっと「こういう解像度の答えがほしいなぁ」

無意識に自分にとっての”いい回答”のイメージを持っています。

(”いい回答”といったのはあくまで回答内容の”解像度”の話で、「こう言ったら正解」というわけではもちろんないです)

 

ただ、それをあえて言語化しきっていないので、

解像度が粗い回答や、逆に細か過ぎる回答が来た時に「違うな」と感じてしまうのです。

 

解像度の話は、また面接官など他の人への伝え方について記事を書こうと思うので次の機会にさせていただきますが、

ここでこの話を出したのは、自分なりに「就活の軸」の定義を持ってそれに沿って考え伝えた方がいいということです。

 

 

そこで、私なりの定義について参考までにシェアさせていただきます

 

私はそもそも「就活の軸」と「自分のやりたいこと」は話の階層(解像度)が違う話だと認識してます。

 

なので、就活の軸を聞かれたときに、

「〇〇ができる会社を探してます」

は不適切ではありませんが、最良でもないと思っています。

 

 

そこで、この順番でこの問題については考えて必要があると思っています。

 

STEP1「自分が成し遂げたいこと(やりたいこと)」

STEP2「自分が事業や仕事を通じて実現したいこと」

STEP3「それらをどう相手に伝えるか」

 

 

まずはこういう形のないものを人と話すときは、

「ひとまとめに考えるんじゃなく、何層かに分けて考えるべきだ。」

と構造化して理解するところからぜひ始めてください。

 

そして「就活の軸」はあくまで自分がやりたいことを実現する会社として、

どの会社が適切なのかを判断するフィルターの話です。

 

なので、上記でいうと、STEP2で考える内容がそれに近いと思います。

 

これを一緒くたに考えたり伝えてしまうと、

うまく伝わらなかったり、「こいつ考えが浅いな」と誤解される原因になります。

 

 

それでいうと、上記で言った「〇〇ができる会社を探しています」はギリギリSTEP1に入るか、もしくはそれすら満たしていないような内容です。

 

まずは、軸を考え表現するには、こういう解像度の階層があるということを頭の片隅にでも入れておくと良いのではないでしょうか。

 

各STEPの具体的な考え方は次の記事で書かせていただきますので、

ぜひ合わせて読んでみてください!