【伝え方が10割!】これで完結!他者への伝え方のコツ
ここまで、以下のSTEPを追ってきました。
STEP1「自分が成し遂げたいこと(やりたいこと)」
STEP2「自分が事業や仕事を通じて実現したいこと」
STEP3「それらをどう相手に伝えるか」
最終回の今回は、これまで考えてきたことを相手にどう伝えるか?
について話していきます。
でも実は、これまで考えてきたことにヒントがあります。
例えば、
「あなたの軸はなんですか?」
と聞かれたとします。
ここで一番難しいことが何かというと、
自分の軸を話すこともそうですが、
「人それぞれに軸とは何かの捉え方が違う」というところが最も難しいところです。
こういうことは、答えのないことや形のないことについて話をするときによく発生するケースです。
一番初めの話で、
「構造化して考えろ!」という話をしました。
これが一番重要です。
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形がないことや伝えるのが難しいと感じることについては、
「内容を話す前に、問いや話す内容を構造化する!」
ことを意識してみましょう!
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例えば、就活の軸に当てはめると、
「就活の軸について話すに当たって、
①自分自身が成し遂げたいこと・興味があることと
②その上でどういう業界や企業を見ているのか
の2点を整理しながら話させていただきます。」
という風に言ってから話し始めましょう。
もう一つ例を挙げると、「将来やりたいこと」について聞かれたときには、
「将来やりたいことについて
①いつか成し遂げたい長期での目標についてと
②入社して3〜5年後を見据えてやりたいこと
それぞれあるので、それぞれについてお伝えさせていただきますと‥」
と話すイメージです。
こういう伝え方をするメリットは大きく2つあります。
1つ目は、
「お互い会話の解像度を揃えられる」
ということです。
人の話を聞いて、「なんだか違うな」と感じるのは、
人間は人の話を聞くときに、無意識に「相手の話の内容はこんな感じだろう」と期待を勝手にしてしまうからです。
事前に「こういう内容で話していきますよ」と伝えることができれば、
相手もその前提で聞く準備ができるので、理解をしやすくなりますし、
前提が違えば、その段階で助言してもらえるかもしれません。
2つ目は、
「論理的に考えられる人だと感じさせる」
ことです。
こういう整理の仕方は、社会人にも非常に通ずる考え方なので、
論理的に考える癖ができている人だと感じてもらえ、ポジティブに感じてもらえるかもしれません。
上記は面接のケースを想定して書きましたが、
社会人の仕事においても汎用的に使えます。
上司に話をしに行くときにも、自分の言いたいことを整理して、
「ご報告したいことが2つと、相談したいことが1つあります。
まずご報告事項から言うと‥」
みたいに話をするイメージです。
こういう伝え方ができれば、あなたも職場で一目置かれるかも!笑
話を戻すと、そもそもこういったSTEP自体が構造化の練習でした。
就活生は、「どうやって伝えたら伝わるんだろう‥」と不安な気持ちもあるかもしれませんが、このような言い方をしたら少し自信も持って話せるようになるのでないでしょうか?
もし「自分のケースだとどうなんだろう…。」
など不安な人は、hirotama就活窓(discord)に入ってご相談してもらえればと思います!
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